2009年7月1日水曜日

20Cの東ヨーロッパ

WWⅠ後
ロシア、オーストリア、オスマン帝国が、WWⅠ末期―戦後に解体
→東欧諸国の独立が認められたが、少数民族の問題、ソ連封じ込めというイギリス、フランスの思惑、民主主義の未発達等により政情は不安定


WWⅡ後
大戦末期、ソ連が東欧諸国の多くをドイツから解放
→戦後、社会主義陣営に組み込まれ、89年の東欧革命までその多くがソ連の影響下にあった


ポーランド
18 独立宣言
20-21 ソヴィエト=ポーランド戦争に勝利
26 ピウスツキの独裁
39 ナチスがポーランド回廊(ダンツィヒ)要求→拒否
39 独ソ不可侵条約の秘密協定で独ソがポーランド分割約束→ドイツの侵攻
   →WWⅡ勃発、ソ連の侵攻

56 反ソ暴動…書記長ゴムウカが事態を収拾してソ連軍の介入防ぐ→以後自主路線
80 自主管理労組「連帯」結成…ワレサ議長
89 「連帯」政権発足
90 ワレサ、大統領就任

チェコスロヴァキア
18 独立宣言
19 サン=ジェルマン条約で独立承認
   マサリクベネシュのもと西欧型民主主義定着
38 ナチスがズデーデン要求→拒否したものの、ミュンヘン会談で割譲決定
39 ドイツにより解体・滅亡

48 共産化クーデタ…ベネシュ辞任
68 プラハの春(ドプチェク)→ソ連の介入
89 非共産政権成立、ドプチェク復権
93 チェコ、スロヴァキアに分離

ハンガリー
19 トリアノン条約…連合国と講和、オーストリアとの二重帝国解消、領土縮小
19 ベラ・クンのソヴィエト政権成立→翌年崩壊→ホルティの独裁(-44)

56 反ソ暴動…ナジ・イムレが共産主義陣営からの離脱をはかる
   →ソ連の介入、ナジは処刑
89 共産党一党独裁放棄

ルーマニア
WWⅠ戦勝国として領土拡大
65 チャウシェスク政権(独裁、独自路線)
89 チャウシェスク処刑→自由化

アルバニア
26 イタリアの保護国化
39 併合
61 ソ連と国交断交…中ソ論争で中国支持
78 中国と断交、鎖国

セルブ=クロアート=スロヴェーン王国
29 ユーゴスラヴィアに改称

ブルガリア
19 ヌイイ条約で領土縮小

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